こういうのも、昨今のコロナウイルス騒動の賜物なんだろうか。技術的には何年も前から可能だったことが、このご時世で必要に迫られて導入されている事案の一つかと思う。今年は土曜日だったこともあり、眺めてみるにはちょうど良かった。将棋の名人戦もあったからなおのこと。

厚生労働省が配信していた。もう一つ、ThePageというところも配信していたが、これはなんか新手のネットメディアだろうか?厚生労働省のほうは若干のディレイをかけていたが、ThePageのほうはリアルタイムだったように思う。何かアクシデントの時に配信されないようにしたのだろうと推測。式典の開始は11:50頃で、正午に黙祷。首相、衆議院議長、最高裁判所長官という三権分立を意識した挨拶…というか式辞があり、また遺族の代表からも式辞。あとは献花が粛々と続いた。

12:30ぐらいの時点で、上記どちらも2000から3000人ぐらいが視聴していた。だらしない格好で冷房効いた部屋から飯食いながらの拝聴で、敬虔な気持ちにはならなかったけれども、祖父母は全員戦禍を経験している世代。戦後50年なんて報道が盛んにされていた記憶もあるうちに、もう75年が経った。今後徐々に、縮小していくんだろうなー。