wikiの流行り初めにあって、pukiwikiは多分、かなり初期に日本語対応とかできてて流行ったんだと思う。うろ覚え。インストールも簡単だったし。時代の流れでUTF-8がデファクトスタンダードになり、UTF-8対応に少々遅れがあったような気がするものの、最大手だったと思う。このへん根拠なしです。さーせん。そんなこんなで現場のイントラでもこいつを使っているなんてそこそこ多いと思うのですが。

pukiwikiのデータ保存どうしましょう。バックアップとはちょっとやりたいことが違って、pukiwikiに書かれている内容を、別の仕組みでも参照したい。ブラウザで見たようなそのままで保存できると読みやすい。なんならhtmlで保存できればそれはそれで良い…。データは欲しいがpukiwikiで利用するとは限らない。他のwikiにもしなそう、サーバ環境に依存ないようにデータを持ちたい…みたいな場合。

バックアップだけなら、wikiフォルダをコピーすればよい。ローカルに持つには、接続方法や保存先が許すならそのままFTPでダウンロードも行けなくはない気がするけど、セオリーでは何かしらに圧縮してダウンロードだろう。レンタルサーバでそれが出来ないところも多そうだから、何か力業が要るか。もしかしたらブラウザで全ページ開いてローカルに保存してwikiのミラーを作るなんて方法が出来上がるものとしては最善なのかもしれない。もちろん、それ以降に更新されたページどうする、などあれど、一時的に退避・保存しつつ、その情報を閲覧するには良いと思う…。そういうツール一昔前はあったような気がするが今はどうだろうか。

ググった情報をもとにいろいろ読んでいたら、そうだ、さくらではファイルマネージャーという機能があった。これでアクセスして、圧縮してダウンロードが簡単にできた。なんだ簡単だった。やったー♪

ここまで読んでおいおいと思った方もおられましょうか、今度の問題はファイル名。多分、日本語をURLエンコードされた文字列でファイル名になっているのか、どのtxtファイルがどのページか全くわからない。運用での回避策は、pukiwikでページのエイリアスでもちゃんと使いながら運用すればよいのだろうか…?自分の場合は100に満たないぐらいのファイル名なので、エディタでざっくりとみて、必要そうなものだけまとめたりしてがさつなデータ保存作業となりました。幸いしたのは画像を一つも使ってないこと。

これが業務だったらpukiwiki使い続けるしかないとか、人数と時間かけてデータを保存する作業が要るかもねえ。HTMLで保存するスニペットかバッチ、ブラウザのアドオンでも転がってないかな。→なかった。pukiwiki自体の情報がほぼ日本語圏でしか出てこないし、へたすりゃ十年近くさかのぼっても便利な仕組みを作った!というようなトピックもない。枯れた技術ってこういう物かと思うけど、PHPで動いているので根っこごと枯れる日が来るかも。来ないかも。来てるのかも。

 ついでに、数十ページのpukiwikiを、手作業でブラウザ経由でローカルに保存してみた。各ページにアクセスして、「名前を付けて保存」するだけ。webページ、完全で保存すると画像も一緒に保存。保存するフォルダを決めてからその中に保存していけば、かなり乱雑にファイルが保存されるものの、ちゃんと見れる。ただ、html上のリンクは絶対パスになったままなので、クリックすると元のURLに飛ぼうとする。ローカルに保存したページもブラウザで見るだろうから、URLがちゃんと存在した場合は、ローカルのページを見てるかweb上のページを見てるかわからない。活発に更新されているようなページを保存した場合は内容が食い違ったりもするかもね。