コピー用紙のストックが無くなった。オフィス勤めの人なら絶対に見たことある筈の、KOKUYOのコピー用紙500枚。

Amazonさんによれば、購入は2018年の冬なので、なくなるのにだいたい4年ほどかかった。はて、この消費ペースはどうだろう。日常的に使ったわけではなく、専ら印刷の必要があるときにだけ使う。税ム署への国民の義務遂行とか、それにも関連した経済的書類。こういったものを年間どれぐらい印刷するかなと考えると、頭の中の計算より消費ペースは早い。計算あってるか怪しい。数十枚ずれてんだけど、間違って印刷やりなおした記憶もあるしそんなもんだろ。

ちょうど本年の義務を遂行したところ。さて、ここで500枚のストックを買うのは憚るというわけです。ム署関連の書類で紙媒体への印刷が主だったというのは、印刷されたものそれ自体は偽造が難しいということ。例えば、請求書の桁一個間違えた騒動なんてものをリアルに目撃したことあります。間違えたのはもちろん印刷前のデータであって。印刷後に桁を直すと、紙媒体には絶対にその跡が残る。悪意ない修正だとしても、そんな書類を受け付けてくれる会社はない。面と向かってのやり取りなら、その場で訂正印という形がギリギリのライン…か?それにしたって通用するのは手書きの事項だけだと思うぞ。

そんなわけで、ム署関連の書類は印刷したものを何年か保有する義務があるってわけだったのですが、ようやく「要件を満たせばデータでおk」みたいな運びになりました。次の機会には自分のその流れに乗ろうかと考えておるのですが、ム署関連以外も含めて考えた時に、印刷の必要性がゼロになることは、ない。紙の利点はもちろん皆様もご存じの通りでありんす。だからって500枚も買う気にはならないんだよな。でも50枚なんて単位ではあまり売ってない。高い買い物でもないのに、納得感ゼロだと二の足を踏みますね。今すぐ使うって時に困るのが一番馬鹿らしいので、何か妥協できるものを買っておきますか。

そういえばもう十年近く前でしょうか、ちょっとしたCSSのソースを印刷する必要がありました。エディタから印刷メニューで10部ぐらい印刷したのです。ところが、エディタは黒背景だったものですから、黒を使った白抜き文字の書類がプリントアウトされ、腰を抜かした記憶があります。最初から黒色のコピー用紙って売ってないんですかねw…なんて思ってAmazonさんで検索したら割といろんな色の紙があって驚いた。チラシの印刷とかに使うんですって。言われてみれば納得の使い道ではある。カラーバリエーション豊富な付箋はまだまだ便利だし、広くとらえて「紙」と「ペン」のセットが人類文化から消えることは無いんだろうな。一般的なオフィスや家庭用のプリンターの未来のほうが短いんじゃないか。下手すりゃ数年か。