真夏みたいに暑くなるとの予報だったので、涼しいうちに買い出しを終える。インターネットしていると、中国のロケット残骸のニュースが流れてきた。YouTubeで、現在地の追跡配信があったので、眺めてみた。そろそろ落ちるぞー、なんてチャットでにぎわい始めたころ、メキシコ~フロリダ上空でちょっとどきっとする。アメリカ着弾で第三次世界大戦か!なんてな。

この配信なんですが、世界中が観ているからして、チャット欄の言語も知らないものが多いのなんの。落ちたとか、落ちてないとか、チャットが騒々しい(英語しか読み取れないんだけど)さ中に、追跡されている物体はオーストラリア上空に差し掛かるとまたざわざわとし始める。これこそ情報戦だよなあと思う。チャット欄も、「アメリカは30年前に世界でクッソ程同じことしただろ」とか、「モルディブのために祈ろう」とか、もう何がなにやら。訳が分からない。いったいどうなってるんだと思っていたが、海に落ちた、なんて報道がされたようだ。情報ソースが中国ではなんとも訝しいが、"計ったように"インド洋どまんなか、オーストラリア、インド、ザンジバル島の真ん中でおちたと。これでは一般人のスマホでその様子が撮影されることもない。

ちょうど飯も終わったし見るのを終えた。ところで、くだんのロケットは英語表記で「Long March 5」となっていた。「長征」だから合っていると言える。こういうのって、その意味を斟酌して伝えられるもんだろうか。中国が最初から英語名を決めていたのであれば、なにも疑問はないが。

どこかの国に落ちたという報道はないから、本当に海に落ちたのだろう。中国はロケット打ち上げ失敗で近くの村ごと吹っ飛ばして隠ぺいした過去があったりするので信用ならないが、被害にあって黙っている国があるとも思えない。こんなの、ミサイル着弾と同じじゃないか。恐ろしい話だ。あー、チャット欄込みで録画でもしておけば良かったんだよな、失敗。配信録画も見れないねえ残念。

https://www.youtube.com/watch?v=tjEfpRAt0MA

https://www.youtube.com/watch?v=ysxMsuNXaIM

今年のインターネット、ハイライトの一つではあったかと存じます。