https://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/2012/11/news088.html

危険なパスワードのランキングが発表されたんだけど、誰が見ても「おっ…?」と思う。ランキング三位の、picture1という文字列は、異質だと思う。ググってみると、この違和感を覚えた人が、同じようにブログに書いていたりする…。なんの理由もなくこんな文字列が上位に来ない。なにか、大量に広まった商品とかシステムのデフォルトのパスワード?それにしても…。ググったところで、これといった理由にはあたらなかった。

一つ思いついた仮説がある。このパスワードでアカウントを大量に作った人物(あるいは組織)がいるとしたら。そして、実際にパスワードが破られるという事態が起こる。例えば、セキュリティの研究などの目的で作成したアカウント群と、パスワード破りbotプログラムみたいなもんがあったとして、その環境をうっかりインターネット側に放流した、とかはどうだろう。あるいは、意図的に放流したかもしれない。結果として、こんなランキングに掲載されたんだから労せずして効果測定ができたんじゃないかなって…。事故なら担当者は震えあがっているかもしれないが、ギークは嬉々としてそう。セキュリティ方面のギークがそういうタイプではちょっと嫌なんだが。あるいは、Cicada3301的なイベントの可能性とか?むしろ本線なんじゃないかという気がしてきたな。例えばこれが、ネットミーム的な意味のある言葉だったら、このニュース自体がもっと大きく盛り上がっている。今年の人物にMasashiTashiroが選ばれたようなもん。

なんてことない平常のニュースに思えて、想像が広がる余地があって面白い。